2016セントレジャーの枠順

今年のクラシックも、いよいよ最後のセントレジャーがやってきました。9月10日の土曜日、ドンカスター競馬場です。アイルランドとフランスのセントレジャーは古馬にも解放されてしまい、英国の戦とレジャーだけがクラシックのステイタスを残しているだけとなってしまいました。
1週前には15頭の登録がありましたが、最後まで残ったのは次の9頭です。

01 ソード・ファイター Sword Fighter
02 アイダホ Idaho
03 オルミート Ormito
04 ハリソン Harrison
05 ヴェンチュラ・ストーム Ventura Storm
06 ムンタハー Muntahaa
07 ハウスオブパーラメント Houseofparliament
08 ザ・タータン・スパータン The Tartan Spartan
09 ハーバー・ロウ Harbour Law

長距離が嫌われる現在、ダービー馬もオークス馬も、もちろんギニーで好走した馬も参戦は無く、どれが勝ってもクラシック、GⅠ戦共に初勝利と言うことになります。
相変わらずエイダン・オブライエン厩舎の馬が3頭と、頭数も実績も上位の馬たちが揃い、オブライエン厩舎が無ければセントレジャーは成立しないかもしれません。最終的には3頭でしたが、週初登録の15頭中7頭までがオブライエン軍団だったのですから。

最もクラシック戴冠に近いのもやはりオブライエン厩舎で、英ダービー3着、愛ダービー2着で、トライアルのグレート・ヴォルティジュール・ステークス(GⅡ)を制したアイダホが抜けた1番人気になることは間違いないでしょう。ライアン・ムーアは同日に行われる愛チャンピオンに集中するため、ドンカスターはへファーナンが騎乗します。
オダナヒューが乗るハウスオブパーラメントはバーレーン・トロフィー(GⅢ)の勝馬で、グレート・ヴォルティジュール・ステークス(GⅡ)は2着。カラー・カップ(GⅢ)勝馬でグッドウッド・カップ(GⅡ)5着だったソード・ファイターは、ドンナチャ・オブライエンに任されました。

オブライエンのトリオを破るとすれば、ゴスデン厩舎のムンタハーでしょうか。キング・エドワード7世ステークス(GⅡ)3着で、前走チェスターで長距離のハンデ・リステッド戦に勝った上がり馬です。
あとは仏ダービー12着で、ドーヴィルでルー賞(GⅢ)を制したヴェンチュラ・ストーム、バーレーン・トロフィー(GⅢ)4着のハーバー・ロウでしょうが、勝つまではどうでしょう。
バーレーン・トロフィー(GⅢ)3着、グレート・ヴォルティジュール・ステークス4着のハリソン、ジェフリー・フリーア・ステークス(GⅢ)2着のオルミート、1勝馬のザ・タータン・スパータンを含めた9頭が最後のクラシックに挑みます。

 

 

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